不動産投資はどの税金に対する節約効果が高いのか

アパート経営やワンルームマンションなどを利用した不動産投資が人気ですが、節税対策になるという点でも大きな魅力が詰まっています。不動産投資の節税の仕組みとはどのようなものでしょうか。

不動産投資で恩恵を得られるのが所得税・住民税・贈与税・相続税です。この中で特に高い節税効果を得られるのが、贈与税と相続税の2つになります。贈与税は投資目的で所有する物件の持ち主がまだ生きているうちに、子供などへ権利を譲り渡す際にかかる税金です。

税金の算出では不動産の価格が重要になりますが、購入時点の不動産の価格ではなく、法律によって定められている相続税等評価額が基準になります。現金だと時間が経過しても価値はほぼ変わりません。

しかし、相続税等評価額の場合、不動産を購入した時点の価格よりも価値が低めになるケースが多めです。贈与税の税率を抑えられるため、結果的に納税額が低くなります。

本人が死亡した後に譲り渡す相続税に関しても、贈与税とほぼ同じ理由で大きな節税効果が狙えます。ただし、贈与税や相続税の大幅節約ができるとはいえ、不動産の価値が購入時よりも大幅に下がってしまえば、メリットが無くなってしまいます。この問題を回避するには、投資を始める前に優良物件を見極めることが不可欠です。

ある程度年数が経過しても価値が下がりにくい、経年劣化の少ない物件を探します。人の入れ替わりが少ない土地に賃貸物件を建てても需要が少ないため、不動産の価値が大幅に下がる恐れがあります。

交通の便が良い、周辺に働ける企業がある、子供が通える学校がある、食料品や日用品が揃っている店舗があるなど、住心地の良い場所の不動産を選ぶのがおすすめです。特にワンルームマンション投資は単身暮らしの働き盛りの人の需要が高いため、利便性の高さに対する重要度が増します。

人口が多い、都市部にある物件を選ぶのが適しています。価格が安いからという理由だけで、人里離れた場所のマンションを選ぶと失敗しがちです。

不動産投資関連の業者が公開する情報を自ら積極的に求めに行ったり、専門家のアドバイスを聞きに行ったりなどの工夫と努力が大切です。将来性のある物件や土地を選んで慎重に経営をスタートすることが、不動産投資と節税を成功させる第一歩です。